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2026年11月★臨時号(高1~3)薬を自己判断で割ってはいけません!

※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。

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解説やもっと知ってほしいことなど

「錠剤が大きくて飲みにくいから半分に割っちゃおう」「カプセルを外して中身だけ飲もう」と思ったり、実際に試したりしたことはありませんか?
それ、実はとても危険な行為かもしれません!
薬には、効果を最大限に発揮させたり、副作用を抑えたりするための工夫がされていることがあります。
どんな工夫がされているのか、説明します。

 

どんな工夫がされているの?

錠剤には、以下のような工夫がされているものがあります。

【ゆっくり長く効かせる工夫】
(目的)
薬の効果を長時間保つことで、1日に薬を飲む回数を減らしたり、副作用が出るのを防いだりします。

(具体例な工夫)
・ゆっくり溶ける層と、早く溶ける層の二層になっている。
・全体が殻で覆われ、小さな穴から少しずつ薬が出てくるようになっている。
・水に溶けにくい素材に薬を混ぜ込み、そこから少しずつ溶け出すようになっている。

(割るとどうなる?)
ゆっくり溶け出してくるはずの成分が一気に溶け出してしまい、薬の効果が強く出すぎたり、副作用が出やすくなったりします。

 

【胃酸から成分を守って、腸で溶けるようにする工夫】
(目的)
胃酸により薬の成分が影響を受けるのを防いだり、薬に含まれる強い成分が胃を荒らすのを防いだりします。

(具体的な工夫)
胃では溶けず、その先の小腸に届いてから初めて溶け出すように特別なコーティングがされている。

(割るとどうなる?)
コーティングが破れて薬の成分が胃酸によって変化し、効果が弱くなったりします。
また、薬に含まれる成分により胃が荒らされて胃痛などの原因になることがあります。

 

【不快な味や匂いを隠す工夫】

(目的)
薬を飲みやすくします。

(具体的な工夫)
強い苦味や匂いがある薬を、甘い成分※や薄いフィルムでコーティングされている。
※ 糖衣錠(とういじょう)の外側部分を覆っている白糖などのことです

(割るとどうなる?)
コーティングが破れて味や匂いが強くなり、飲みにくくなります。

 

【光や湿気から成分を守る工夫】

(目的)
光や湿気により薬の成分が変化したり、錠剤自体が変色する、ベタつくのを防ぎます。

(具体的な工夫)
光や湿気に強いコーティングがされている。

(割るとどうなる?)
コーティングが破れて薬の成分が光や湿気により変化し、効果が弱くなったりします。
また、錠剤自体が変質してしまいます。

 

便に薬の殻が出てくることがあります

薬の効果を長時間保つ工夫がされている薬では、体の中で成分だけが吸収され、外側の殻や水に溶けにくい素材がそのまま便に混ざって出てくることがあります。
これは正常な現象なので、「薬が効いてないのではないか?」と焦らなくても大丈夫です。

 

カプセル剤の中身を勝手に取り出したり潰したりするのもダメ!

カプセル剤にも、錠剤と同じように効果を最大限に発揮させたり、副作用を抑えたりするための工夫がされているものがあります。
カプセルの中身を取り出したり潰したりすると、薬の効果や副作用の出やすさに影響する可能性があります。

 

錠剤やカプセル剤が飲み込みにくいときは・・・

自己判断で錠剤を割ったり砕いたりする、カプセル剤の中身を取り出したりしてはいけません。
必ず医師や薬剤師に相談してください。
あなたに合った別の形(粉薬、シロップ、小さな錠剤など)に変更できることがあります。

 

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