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2024年4月号(高2)「ドーピング」と「スポーツファーマシスト」

※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。

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解説やもっと知ってほしいことなど

スポーツファーマシストとは

最新のアンチ・ドーピングに関する知識を持つ、日本アンチ・ドーピング機構 (JADA) が認定した薬剤師のことです。 https://www.playtruejapan.org/activity/pharmacist.html

運動を行っている人や指導者に対して 薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などを行い、スポーツにおけるドーピングを防止する活動を行っています。中学生や高校生でも、国体選手などのレベルになればドーピング検査対象者となるので、薬を使用する (している)  場合、スポーツファーマシストが強い味方になってくれます。

 

ドーピング禁止薬物

以下の3つに分類されています

  1. 常に禁止されている薬物 : 普段の生活でも使用禁止
  2. 競技会において禁止される薬物 : 全国大会などの、規模の大きな大会では禁止
  3. 特定の競技において禁止される薬物 : 競技によって違いがあります

2.や3.のように普段の生活では使用できる薬もあるので、自分の飲んでいる薬は大丈夫か、または使用してよい時期かなどの確認が必要です。

世界アンチ・ドーピング機構 (WADA) が公表するドーピング禁止薬物(禁止表国際基準)は、少なくとも毎年1回、1月1日に更新されるので、変更点を把握しておくことが必要です。
( 1月1日以外に更新されることもあります )

風邪薬や花粉症の薬、漢方薬、サプリメントにも禁止薬物が入っていることがあり、それを知らずに使用してしまう 『 うっかりドーピング 』 につながることがあるので注意が必要です。

 

よく分からなかったり迷ったりしたら、スポーツファーマシストに相談してみましょう!

(例)

相談者 ・・・・ 気管支ぜんそくで薬を飲んでいるのですが、ドーピングになるのですか?

スポーツファーマシスト ・・・・ 例外として、ぜんそく治療のために一部の薬の使用が許可されています。ぜんそくなどの持病があっても、治療しながら競技への参加ができるよう配慮されています。

相談者 ・・・・ のど飴がドーピングの対象になると聞いたのですが。

スポーツファーマシスト ・・・・ 「 ヒゲナミン 」 という成分を含んだのど飴がドーピングの対象になります。ヒゲナミンは禁止薬物に指定されていて、一部ののど飴以外にも多くの漢方薬や健康食品に含まれています。ヒゲナミンを含むのど飴のほか、漢方薬や健康食品の使用は避けてください。

スポーツファーマシストは、 「 相談薬局 」 の中にもいますよ!

 

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