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2019年9月号(高2)「生理痛を乗り切る6つのポイント」

※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。

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解説やもっと知ってほしいことなど

月経困難症

生理(月経)の際、生理痛がひどくて寝込んでしまう、市販の痛み止めを飲んでも痛みがおさまらないことが多いなど、日常生活に支障が出るほどつらい症状がみられる状態を「月経困難症」 といいます。月経困難症には、原発性(機能性)と続発性(器質性)の2種類があります。

・原発性 (機能性) 月経困難症
特に原因となる病気はなく、子宮の収縮が強く起こるために生じるものです。10代の若い女性に多く、歳を重ねると弱くなっていくのが特徴です。

・続発性 (器質性) 月経困難症
何らかの病気が原因となっているものです。原因となる病気は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などがあります。多くは20代以上で起こり、加齢とともに強まっていく傾向があります。

 

ひどい生理痛で悩んでいる人は、一度、婦人科の受診を考えてみてください。婦人科の受診に少し抵抗がある場合は、まず保護者や保健室の先生に相談してみるのもいいですね。

 

 

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