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2019年8月号(高2)「頭痛のタイプに合った対処法」

※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。

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解説やもっと知ってほしいことなど

命に関わる頭痛

ケガや病気が原因で起こる頭痛です。

・突然の激しい頭痛
・頭を強くぶつけた後に起きた頭痛
・短時間で痛みがどんどん強くなり、その痛みが全くおさまらない頭痛
・意識がもうろうとなったり、発熱や手足のしびれ、けいれんを伴う頭痛

などが見られたら、すぐに病院へ!(救急車を呼びましょう)

 

命に関わらない頭痛

◎市販の痛み止めがきかない頭痛、寝込んでしまって学校へ行けないほどの頭痛
・群発頭痛: 決まった期間や時間帯におこり、目の奥がはげしく痛む頭痛。
・中等度~重度の片頭痛:「ズキン、ズキン」と脈に合わせたはげしい痛み。動くと痛みが増すだけでなく、光を非常にまぶしく感じたり、音にかなり敏感になったり、強い吐き気を伴ったりする頭痛。前兆として、目の前にチカチカと光が見えることもあります。
→ これらの頭痛に市販の痛み止めはほとんど効かないので、病院へ行きましょう。医療用の痛み止めを用います。

◎市販の痛み止めで対処できる頭痛
・軽度の片頭痛:中等度~重度ほどではないが、「ズキン、ズキン」 と脈に合わせた痛みがあり、動くと痛みが増す頭痛。
・緊張型頭痛:肩こりなどからくる頭痛。
→ これらの頭痛には、薬局やドラッグストアで薬剤師や登録販売者に相談し、自分に合った痛み止めを選んでもらいましょう。

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