2026年5月号(高1)「一度だけ」が命取り・・・
※解説やもっと知ってほしいことなどは、ドラッグレターの下に書いてあります。
解説やもっと知ってほしいことなど
たった一度でも・・・
違法薬物は、たった一度の使用でも脳出血、心不全などで死に至ることがあります。
いったん薬物依存症になると、治療には長い期間が必要となります。
将来が閉ざされ、一生を台無しにしてしまいます。
また「医薬品であっても正しく使用しないことは“乱用”であり、違法薬物に手を出してしまう第一歩になりうる」ということも理解しておきましょう。
ゲートウェー・ドラッグ
薬物乱用の“入り口”になる薬物のことで、大麻や危険ドラッグ、シンナーなどが該当します。
タバコやお酒をゲートウェー・ドラッグに含めることもあります。
これらに安易に手を出すことで、より作用や依存性の強い覚せい剤やLSDなどの使用につながりやすいと言われています。
近年、大麻の検挙件数が増えています。安易に手を出す人が増えたからでしょう。
絶対に手を出してはいけません!
厚生労働省によれば、全国的には統計を取り始めてから2023年に初めて大麻の検挙数が覚醒剤の検挙数を上回ったとのこと。
2023年に石川県内において薬物犯罪で検挙された数は78人、そのうち覚醒剤取締法違反は30人、大麻取締法違反(※1)は42人だったことから、石川県においても大麻の乱用が問題になっています。(2024年6月19日、石川テレビニュースより)
※1 2023年12月、「大麻取締法」は以下の理由により大規模な改正が行われました。
・大麻を麻薬と位置づけることとし、禁止されていなかった「使用」を禁止、一方で大麻から製造された医薬品(※2)を患者に投与することができるように、大麻は「麻薬及び向精神薬取締法」で規制することとなりました。
(※2 諸外国では大麻草由来の医薬品が、てんかん発作の頻度を低下させる目的でてんかん患者に使用されており、将来、日本でも使用できるようにするため)
・神事・祭事へ大麻草を安定的に利用できるようにするため、また医薬品やバイオプラスチックなどに関する大麻草利用の需要が高まっていることから、大麻草の栽培に関する規制の見直しが必要となり、これまでの「大麻取締法」は「大麻草の栽培の規制に関する法律」に変更されました。
違法薬物に手を出してしまう要因
本人の要因
誘いを断れない、好奇心・興味本位、その場の雰囲気、快楽を求める、気持ちを切り替えたい、現実逃避 など
家庭の要因
孤独、愛情不足 など
社会の要因
入手のしやすさ(インターネット、SNSなど)、価格低下 など
違法薬物に手を出してしまう要因を把握することも、薬物乱用防止に向けた対策の一つです。
大事なことは・・・
「違法薬物に近づかない、手を出さない」
「違法薬物から逃げる」
あやしいヤクブツ連絡ネット(一般社団法人 偽造医薬品等情報センター;厚生労働省)